なぜバイク?
きっかけは YouTubeの動画。
バイクに興味なんてなかったのに、気づけば「バイク、なんか楽しそうだな」と思い始め、
気づけば 免許を取る決意 をしていた。
……とはいえ、深く調べることもなく、即教習所を予約。
その結果、教習所の受付で初めて知る。
- バイクの免許には「普通」と「小型」がある
- さらに「マニュアル(MT)」と「オートマ(AT)」もある
受付の人「どれにしますか?」
私 「カブに乗るつもりだから、オートマでいいだろう」 → 小型ATで申し込み。
そして スクーターで教習所内をぐるぐる走るだけの講習が始まった。
……なのに、なぜか めちゃくちゃ楽しかった。
小型AT免許、取得
卒業検定は、決められた2コースのうちどちらかを走るだけ。
試験前、受験生のごとく毎日コースをペンでなぞって暗記。
結果、3週間ほどで無事に免許取得!
「これで終わり!」……のはずだった。
しかし、ここで “余計な知識” を得てしまう。
「小型も普通も、検定コースは同じ」
そして私は思った。
「どうせなら普通二輪も取っておくか」
この軽いノリが 地獄の始まり だった。
マニュアル教習の地獄
マニュアル教習開始。
- クラッチ操作 追加
- ギアチェンジ 追加
- バイクの重量 2倍
難易度、爆上がり。
- エンストしまくる
- クランクで転ぶ
- バイクが重い(引き起こすのが筋トレ並み)
オートマ教習とは違い、まったく楽しくない。
ただ、転ぶたびに思った。
「これは筋トレの成果を見せるチャンスだ!」
とはいえ、やればやるほど気づく。
「普通二輪、バイク重すぎじゃね?」
後になって思う。
「MT小型でクラッチ操作を覚えてから普通二輪に進んだほうがよかった……」
これから普通二輪を取ろうと思う中年の人にはMT小型→普通二輪おすすめ
そして、卒業検定
卒業検定当日——
- 最初の直線でいきなりエンスト。
- クランクはコーンすれすれでなんとか通過。
結果、ギリギリ合格。
ちなみに、免許を取得した王子教習所は 中年ライダーに優しかった。
教官も窓口の人も みんな親切で感謝しかない。
バイク購入を決めるまで
免許を取ったので いよいよバイク選び。
当初の予定では カブ一択 だった。しかしカブはAT免許で乗れるのに足でのクラッチ操作がある
マニュアルの教習で 「クラッチ操作、難しくないですか?」 と思っていた。
だって、マニュアルって
- 左手でクラッチ
- 左足でギアチェンジ
- 右手で前ブレーキ
- 右足で後ブレーキ
- 信号で止まるたびに1速に戻し、半クラで発進して2速へ…
「おいおい、みんなこんな複雑な操作を毎回やってるのか?」
バイク乗りの知人に聞いてみると、
「それが楽しいんだよ」
……私はバイクに向いてねぇのかもしれない。
さらに、公道を走るのは 約30年ぶり。
「アクセルをひねれば動く」くらい単純な操作じゃないと事故を起こしそうで怖い。
というわけで、完全なオートマのスクータータイプに決定。
選んだバイク
125ccにするか、それ以上にするかで悩む。
しかし、「いつか しまなみ海道を渡りたい」 という壮大な夢があった。
そのためには 高速に乗れるバイク が必要。
結果、選んだのは 2025年型のPCX160。
- 本体価格:52万円
- オプション:スマホホルダー、リアキャリア、高速に乗らないけど念のためETCも追加
- 合計:60万円
納車は 2週間後。
「楽しみな気持ち半分、公道が怖ぇぇ…という気持ち半分」。
そして、今後の野望
とはいえ、公道に慣れたら、やっぱりカブにも乗ってみたい。
教習では「クラッチ操作めんどくさい」と思ったものの、
実際に走れるようになればまた違う楽しさがあるかもしれない。
あと、最近読んだ トネ・コーケン著『スーパーカブ』 が面白かった。
どうやら、バイク乗りの世界は まだまだ奥が深そうだ。
とりあえず、まずは安全運転で のんびりバイクライフを始めようと思う。